博多座と「フラワーバレンタイン」のコラボイベントが2月4日、博多座(福岡市博多区下川端町2)エントランスで開催された。
「男性から女性へ花を贈る2月14日」をキーワードとした「フラワーバレンタイン」。男性から女性へ花を贈る文化を浸透させるため、花き業界の小売・生産・流通(市場)が一つとなって推進するプロモーション活動で、今年で10年目を迎える。
当日は、博多座で初日を迎えた「スーパー歌舞伎II『新版 オグリ』」夜の部を観劇した客全員を対象に、福岡市産のバラの一輪花1400本を進呈した。バラは同公演内で重要アイテムとして登場している。
福岡県花卉農業協同組合の古藤茂さんは「花業界全体で男性の花贈りを応援している。世界では2月14日は男性から女性へ花をプレゼントする日でもある。世界のバレンタイン事情を知ってもらい、男性から女性へ花を贈るきっかけづくりになれば」と話す。
同組合ではこのほか、福岡三越(中央区天神2)のライオン像のフラワー装飾をはじめ、福岡県内の各施設で、フラワーフォトスポットの設置やフラワーアレンジメント教室開講などを予定している。