キャナルシティ博多(福岡市博多区住吉1)のプロジェクションマッピング噴水ショー「キャナルアクアパノラマ」で6月1日、「エヴァンゲリオン 使徒、博多襲来」上演が始まる。
小林浩康総監督(中央)、荒牧康治監督(左)、千合洋輔監督(右)
「シン福岡市」を舞台に、玄界灘沖に現れた謎の未確認移動物体(使徒)を倒すため4体のエヴァンゲリオンが出撃するオリジナルストーリーを展開する。巨大なエヴァンゲリオンの機体やバトルシーンなど作品の世界観を噴水・音響・フルカラーの照明で表現する。制作は、「スタジオカラー」(東京都杉並区)と「プロジェクトスタジオQ」(博多区)が行った。
プロジェクトスタジオQ社長で「エヴァンゲリオン 使徒、博多襲来」総監督の小林浩康さんは「福岡のシンボル的な物を取り入れ、ディティールにもこだわり、アクアパノラマの画面に合わせいろいろな角度から楽しめるよう作った。初めて見る人がほかのエヴァンゲリオン作品も見るきっかけになるよう、凝縮した内容にした。4体のエヴァンゲリオンそれぞれに見どころがある映像となっている」と来場を呼び掛ける。
6月1日・2日はオープニングイベントを行う。1日は歌手の高橋洋子さんによる、エヴァンゲリオン主題歌「残酷な天使のテーゼ」を含めたスペシャルライブ、2日は小林総監督によるスペシャルトークショーを予定する。
同施設ビジネスセンタービル地下1階には6月1日、池袋、箱根に続く国内3店舗目となるエヴァンゲリオンオフィシャルストア「EVANGELION STORE HAKATA(エヴァンゲリオンストア博多)」もオープンする。「エヴァンゲリオン福岡二〇加煎餅(にわかせんぺい)」(1,026円)などの博多限定商品やアパレル商品を取りそろえるほか、アクアパノラマの場面写真展示なども行う。
上演時間は20時、21時の1日2回(約10分間)。6月1日は20時30分の回も行う。観覧無料。