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博多・中洲に「変なホテル」 フロントに恐竜ロボット、プロジェクターで映像演出も

フロントの様子

フロントの様子

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 「変なホテル福岡 博多」(福岡市博多区中洲5)が1月17日、オープンした。

エントランスの様子

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 H.I.S.ホテルホールディングス(東京都新宿区)が全国展開する「変なホテル」は、2015年に長崎・ハウステンボスに1号店を出店し、千葉、愛知、東京に次ぐ10店目として福岡に初出店した。

 同ホテルのコンセプトは、「博多 旅の入口、健康、快眠を追求」。コンセプトカラーは藍色で、館内や客室は博多をイメージ。訪日外国人旅行者をはじめ、レジャー、ビジネス両方の利用者をターゲットにする。グループや家族の滞在客にも対応し、客室は1室4人まで利用できるファミリールームも用意する。

 エントランスからフロントまでの壁には、9台のプロジェクターを設置し、恐竜が動く様子や、木や花などのデジタル映像を投影する。フロントは2体の恐竜ロボット「ヴェロキラプトル」が出迎える。恐竜ロボットは日本語、英語、韓国語、中国語に対応し、客は案内に沿って専用画面を操作してチェックイン手続きなどを行う。館内にはホテルスタッフも常駐する。

 客室は全102室で、シングルルーム6室、セミダブルルーム12室、ツインルーム46室、ファミリールーム7室など7タイプ。客室にはフランスベッドのマットレスを導入し、空調や照明を操作することができる専用タブレットを備える。部屋の照明はタブレットから光量を操作して、赤、青、緑など好みの色に変えることもできる。このほかLED照明付きミラー、一部客室には洋服のにおいやしわを取る「LG styler」を設置。1階のレストラン「米と葡萄 by SHINGEN」では、朝食ビュッフェや創作和食を提供する。

 同社開発担当者の芝野紗矢香さんは「大人の街のイメージがある中洲だが、女性やご家族の方も安心して利用してもらえたら」と話す。同ホテルマネジャーの中崎大助さんは「常時80パーセント以上の稼働率を目標にする」と意気込む。

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