博多座(福岡市博多区下川端町2)で2月2日、「二月花形歌舞伎」が開幕する。
中村勘九郎さん、中村七之助さん、尾上松也さんら若手俳優が出演する同公演。昼の部は、幕末の鹿児島が舞台の「磯異人館」、七役の早替わりが見どころの「お染の七役」。夜の部は、「義経千本桜 渡海屋・大物浦」、一目ぼれの恋を描いた三島由紀夫作品「鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)」を上演する。
博多座での公演は5年ぶりとなる七之助さんは「お染の七役」で七役を早替わりで演じる。「歌舞伎を見るのが初めての方でも楽しめる作品。エンターテインメント要素が強く、難しくない、見て後悔させない演目。ぜひご覧いただければ」と話す。
料金は、A席=1万5,000円、特B席=1万2,000円、B席=9,000円、C席=5,000円。公演は2月25日まで。