福岡国際会議場でビールの祭典「オクトーバーフェスト」-規模を拡大

昨年の様子。大勢の来客でにぎわう会場は国際色豊かで、本場ドイツさながらの雰囲気を味わうことができる。

昨年の様子。大勢の来客でにぎわう会場は国際色豊かで、本場ドイツさながらの雰囲気を味わうことができる。

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 福岡国際会議場(福岡市博多区石城町)1階レストラン「ラ・コンテ」で10月3日・4日、「福岡オクトーバーフェスト」が開催される。

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 同イベントは、ドイツ・ミュンヘン市で毎年9月末~10月上旬に開催され、16日間で約600万人が来場、約600万リットルのビールが消費される世界最大のビールの祭典「オクトーバーフェスト」に倣って開催され、世界各国でも開かれている。国内でも日比谷、松本、上越、仙台、清水、横浜の7カ所で行われる。

 福岡ではドイツの安全試験・承認会社・テュフラインランド社が、1999年から8年にわたって70人程度で同様のイベントを開催していた。県全体では50社にのぼるドイツ関連企業が立地していることもあり、日独の友好親善や交流の促進を図る目的で昨年実行委員会を立ち上げ開催された。昨年は1日のみの開催で、600人規模の開催だった。今年4月には「福岡ジャーマンフェスト」として好評を得たことなどから、今年は2日間の開催に至った。

 同レストランとエントランス、ガーデン部分までを使って、屋内外で約600席を準備。ガーデン部分に特設ステージを設け、ドイツ本国のバンドによる民族音楽の演奏や踊り、丸太切りのコンテストが行われるほか、ミュージックシティ天神のサポートライブも行われる。子連れの来場客向けにも各種ゲームやバルーンアートなども用意。

 そのほか、当日は民族衣装を着用したスタッフや来場客が会場をにぎわし、ドイツ語・英語・日本語が飛び交う会場は「外国の雰囲気さながら」(同実行委員会事務局の担当者)で、主催者も含めた全員が祭りを楽しむという。当日は、本場ドイツ自慢の地ビールが数種類用意されるほか、ソーセージや鶏料理、チーズなどの伝統料理が並ぶ。

 担当者は「ドイツを感じさせるエッセンスをもっと出していきたい。今後も充実させていき、毎年恒例のイベントとして根付かせていきたいので、ぜひ一度のぞいていただいて、楽しみをわかってもらえれば」と話す。実行委員会では、両日合わせて1,600人の来場を目標にしている。

 開催時間は、3日=18時~22時、4日=11時~21時。3日は食べ・飲み放題で6,000円(前売りは事務局で販売、当日券も予定)、4日は入場無料のオープン形式(ビール800円~、プレート600円~)。

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