博多の文化を知るイベント-聖福寺で「仙がいさんと七日間」

仙がいさんが描いた書画とそのエピソードは、今でも多くの人に語り継がれている。

仙がいさんが描いた書画とそのエピソードは、今でも多くの人に語り継がれている。

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 日本で最初の禅寺で、お茶の発祥の地でもある聖福寺(福岡市博多区御供所町)で10月1日より、同寺住職・仙がい義梵(せんがいぎぼん)和尚をしのぶ多彩なイベントが開催される。7日の同和尚の命日(仙所ナ忌)にちなんだもの。

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 仙がい和尚は第123代住職で、禅の世界を書画でユニークに説くなど、数々のエピソードが残っており、以前から同和尚を知ってもらおうとイベントの開催を検討してきた。今回、「博多仙がいさんの会」「博多まちづくり推進協議会」「御供所まちづくり協議会」などの地域団体の協力を経て実現した。

 普段は一般参拝を行っていない方丈で遺品や書画などを展示する「方丈拝観」や境内や山内寺院(寺院内の子院)7カ所で参拝記念の御朱印を集める「仙がいさんの散歩道」、筆と墨で写経を行う「仙がいさんと写経をしましょう」などが開催される。写経は来年完成する仏像の胎内に納められる。

 中でも開幕式となる「和と洋の調べ」では、福岡県無形文化財の一朝軒による尺八の演奏と、同和尚が生きた18世紀の音楽家、ベートーベンやモーツァルトの弦楽四重奏が行われる。

 同寺の担当者は「800年間続いた味わい深いたたずまいや雰囲気に触れてもらいたい。この機会に拝観してもらって、静かに考える時間を持たれては」と話している。

 開催日時は、「仙がいさんの散歩道」=全日10時~16時(御朱印代300円~)、「写経をしましょう」=全日10時~16時(1,000円~)、「方丈拝観」=2日・3日・6日10時~16時(前売券600円・当日券700円)、「和と洋の調べ」=1日14時~(前売券2,000円・当日2,500円)、着物着用で精進料理を味わう「仙がいさんの御膳」=4日11時~・12時30分~(5,000円)、市総合図書館館長・植木とみ子さんと細川住職の対談講演会「博多の仙がいさん」(前売券1,000円・当日券1,500円)、元劇団四季の沢木順さんのコンサート=5日17時30分~(3,000円)、仙がい忌と閉会式を兼ねた「フィナーレコンサート」=7日14時~。同7日まで。

※「がい」はがんだれに圭

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