天気予報

25

12

みん経トピックス

PR

特集

エリア特集2014-02-28

15年ぶりの福岡公演
劇団四季ミュージカル「キャッツ」4月に開幕

昨年12月、劇団四季はキャナルシティ劇場(福岡市博多区住吉1)で今年4月よりミュージカル「キャッツ」を上演すると発表した――。ミュージカル「CATS」は、1981年にロンドンで開幕し、これまでに世界36カ国で上演。1982年のトニー賞では最優秀作品賞など7部門に輝いた傑作だ。15年ぶりの福岡公演、期待に胸が躍る。

■福岡公演は15年ぶり

日本での公演は、1983年に東京・西新宿のテント式仮設劇場で初演された。1年間のロングラン公演以来30年、計9都市で延べ20公演が行われ、日本での上演回数はブロードウェー公演の7485回を超える8600回を記録した。

福岡では、アジア太平洋博覧会(よかトピア)が開催された翌年の1990年、シーサイドももちに猫の光る眼を描いたテント式仮設劇場「キャッツ・シアター」を設置。237公演、235000人を動員した。1998年には、演出や振付などをアレンジした初の「常設劇場版」として福岡シティ劇場(現・キャナルシティ劇場)で約10カ月に渡って上演、29万人を動員した。

舞台は都会のごみ捨て場。強さや行動力などひときわ光る本質を持ったもっとも純粋な猫「ジェリクルキャッツ」に選ばれることを夢見て、24匹の個性溢れる猫は一夜限りの舞踏会に集う。プレイボーイでメス猫にモテモテな「ラム・タム・タガー」、若い猫のリーダー的存在の「マンカストラップ」、ミステリアスな魅力を持つ「タントミール」、世話好きなおばさん猫「ジェニエニドッツ」、鉄道好きな「スキンブルシャンクス」、そして年老いた娼婦「グリザベラ」…。グリザベラが今の孤独に耐えながらも美しかった過去を歌う「メモリー」は同作を代表するナンバーだ。(写真右上=1990年 百道浜・福岡、同右下=1998年 福岡 ともに撮影:山之上雅信、同下=会見の様子 撮影:編集部)

■ミュージカルの王様「キャッツ」

「キャッツはミュージカルの王様。これを見たら間違いない」と太鼓判を押すのはラム・タム・タガー役候補の芝清道さん。福岡県久留米市出身の芝さんは1985年にオーディションに合格し、1990年のももち公演で「初めて大役をもらった」とラム・タム・タガーを演じた。「キャッツに出ることがステータスのような、出演している俳優は殿上人のような…キャッツはそんな偉大な作品」と芝さん。念願のラム・タム・タガー役を手に入れようと必死に自分を追い込んで頑張ったという。

そして手にした大役。当時を振り返ると「今よりずいぶんと年齢的には若いが本当に体力面がきつく、ただひたむきにがむしゃらに全力で演じていた」と芝さん。23年前は、4足歩行など慣れない体勢に足のじん帯を切るケガを負い、15年前には腰も痛めたという。「足は手術よりも千秋楽を優先させ、青い顔してやりました」と振り返る。「当時は本当に下手くそでした。飲んで忘れて次の公演を頑張る。その繰り返しで(笑)。体は52歳の今の方が断然動くし、体力維持は努力している」と自信をのぞかせる。(写真左・下=撮影:下坂敦俊)

■舞台には「ご当地ごみ」も

舞台には、高さ36センチの空き缶やご当地ならではのごみを施し、猫から見える世界を再現したセットが組まれる。15年前の公演にも出演した福岡県春日市出身のタントミール役候補・高倉恵美さんは「ステージをまだ見ていないので、どんなご当地ごみが登場するのか楽しみ」と笑う。「キャッツは(自身にとって)大きい壁を乗り越えるような作業。キャッツに出会って自分の成長がある。観客は舞台のどこを見ていいのか、いろいろなことが混ざり合う、贅沢なミュージカル」と話す。

開幕は420日。「とにかく音楽が素晴らしく、舞台装置も面白い。劇場に足を踏み入れた時からワクワクするはず」と芝さん。「24匹の猫がいるように、1万人いたら1万通りの感じ方がある世代を超えて楽しめる作品。ぜひ劇場にいらして下さい」。(写真=すべて撮影:荒井健)

                             取材・文/編集部 秋吉真由美

グローバルフォトニュース

最新ニュース

フォトフラッシュ

商業施設「KITTE博多」が4月21日、開業1周年を迎えた(この写真の記事へ)。1周年感謝祭の宣伝隊長に就任したタレントの彦摩呂さんが館内飲食店でグルメレポートを披露
[拡大写真]

アクセスランキング