ワタミ（本社＝東京都大田区）グループは6月3日、博多都ホテル（福岡市博多区博多駅東2）1階に「炭火焼ダイニング わたみん家（ち）」（TEL 092-433-8270）をオープンした。九州では、4月にオープンした長崎市銅座に次ぐ2店舗目となる。

　同店は、同グループが運営していた「ごはん酒房 然の家（ぜんのや）」を5月24日でいったん閉店し、その後10日をかけてブランド変更したもの。これに伴い、営業時間を1時間延長し、想定客単価も2,000円～2,500円に引き下げた。店舗面積は125坪。215人まで収容可能な店内は、ワンテーブルで最大36人、小上がりで80人まで対応する。

　同ホテルの地下1階には、同じワタミグループの「坐・和民」も営業しており、その「落ち着いた雰囲気とは対照的に、60年代の洋楽が流れる雑踏感のあるような店内にしている」と店長の島田皇さん。

　主なメニューは、ランチでは日替わり定食（750円）、わずか500キロカロリーの「プチカロリー定食」（800円）など全10種類。ディナーでは、活アジ（699円）や焼き鳥約30種類をそろえるほか、若い女性向けのカクテルなど多品目をリーズナブルに提供する。

　島田さんは「キャパシティーの広い店だが、アルバイトにも教育も徹底し、幅広いお客様に来ていただけるような店にしていきたい。地元の食材や流通を生かしたメニューも検討している」と話す。

　営業時間は、ランチ＝11時30分～14時、ディナー＝17時～翌3時。8日までは、会計分の50％をチケットでキャッシュバックするオープニング企画を実施している。

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