福岡銀行、中洲川端商店街に新ビル-博多支店もリニューアル

博多リバレインの真向かいに、川端の新しい顔として「ふくぎん博多ビル」(地上12階・地下1階)が誕生

博多リバレインの真向かいに、川端の新しい顔として「ふくぎん博多ビル」(地上12階・地下1階)が誕生

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 福岡銀行(本店=福岡市中央区天神2)は5月19日、2006年6月から同じ明治通り沿いの約200メートル東の仮店舗で営業していた博多支店を、ビルを建て替え完了に伴い博多リバレイン向かいに戻りリニューアルオープンした。

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 これは2005年に発表した2006~2008年の中期経営計画中の店舗リニューアル・全店バリアフリー化の一環で、3年間で20~30カ所の建て替え計画のうち、第1店目の荒江支店から数えて同支店で8番目となる。

 1階にATMコーナー、2階が約20の窓口を構える大きな店舗となり、内装は木質を基調としたカウンターやサインボードを多用、温かみや上質感を演出した。多目的トイレの設置や、車椅子対応のエレベーターなどバリアフリー設備も充実している。2階入り口には1945年創業当時の旧本店の金庫の扉も展示されている。

 また同ビルは「ふくぎん博多ビル」となり、742坪の広大な敷地に、地上12階、地下1階のオフィスビルに建て替わった。新たに市営地下鉄中洲川端駅の出入口に直結し、オフィスビルとしてもすでにトヨタテクニカルディベロップメント(本社=愛知県豊田市)が約100人規模の九州オフィスを8月に開設を予定しているほか、王子製紙・三菱化学グループのユポ・コーポレーション(製紙)、日本ポリペンコ(プラスチック)、毎日コミュニケーションズのそれぞれ福岡営業所の入居など、約8割のテナントが決定。1階には7月にも博多の和菓子の老舗「鈴懸」の本店がオープンする予定で、中洲川端地区の活性化が期待される。

 1階ATMコーナー稼働時間は8時~21時(土曜・日曜含む)。窓口の営業時間は、平日のみ9時~15時。

 竣工当日の11時からは、建て替えで一時同区の博多小学校に移っていた、オッペケペー節で知られる「川上音二郎像」の序幕式も開催された。式には長谷川法世さんら約30人が参加し、博多・川端の活性化を祈願。

 銅像は地元商店街でつくる川上音二郎像建設期成会が1987年に建設したもので、会長の門田敏郎さんは「もっと皆さんに知ってもらって、商店街の活性化につながれば」と話した。また式典では、NPO法人の「博多古謡保存会」がオッペケペー節を披露。多くの人が見物に訪れた。

「川上音二郎像」除幕式の様子(関連画像)オッペケペー節が披露される様子(関連画像)上川端商店街にスープカフェとダイニングバーの複合店舗(博多経済新聞)「櫛田の銀杏」を365日撮り続けた写真展-ふるさと館(博多経済新聞)福岡銀行

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