中洲のネオンに元気を-博多エクセルホテル東急、40周年でライトアップ

左手前が同ホテル。天神と中洲地区を結ぶ福博出会い橋からは、ライトの明るさがより一層見てとれた。写真は西大橋から。

左手前が同ホテル。天神と中洲地区を結ぶ福博出会い橋からは、ライトの明るさがより一層見てとれた。写真は西大橋から。

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 博多エクセルホテル東急(福岡市博多区中洲4)は、2007年に閉館した博多東急ホテルから数えて、福岡での営業が5月15日に40周年を迎えることから、ホテル外観のライトアップを始めた。

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 東急ホテルズが対岸の天神に「博多東急ホテル」としてオープンしたのが1969(昭和44)年。2002年に「博多東急イン」と改称後、2007年に閉館している。現在は1992年に開業した「博多エクセルホテル東急」が福岡での営業を担っているほか、今年8月には新たに「ホテル東急ビズフォート」を博多駅前1丁目にオープンを予定している。

 同ホテルでは「昨今の市況の悪化で中洲のネオンも激減している中、少しでも中洲に恩返しができれば」(マーケティング部の伴孝之さん)と、40年を機にライトアップを決めた。設置費用は30万円ほどで、外壁部分を2階から13階まで白でライトアップし、縦のラインが出るように点灯している。客室に明かりが入らないように設置しているほか、館内のエアコンを一部変更するなどランニングコストを削減、エコに反しないよう運営するという。

 伴さんは「中洲の元気は福岡の元気の縮尺。今後も多くの電光掲示板が消えていくと言われているが、元気があるホテルと感じていただければ」と話す。

 点灯は通年で、夏場は19時から未明まで。同ホテルでは40周年記念として、これまで「博多東急ホテル」など同グループでウエディングを挙げた利用客らに特別ディナーを40%引きで提供するサービスも行っている。

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