家具・インテリア・雑貨販売・インテリアコーディネートなどを手掛ける「I.F.Q.d.福岡店」(福岡市博多区博多駅南4)は4月25日から、インショップ形態で北欧家具専門店を中心とした「Object C.P.H.(オブジェクト コペンハーゲン)」をオープンする。
店舗は3月末までカフェとして営業していた約20平方メートルの場所。手作りベーグルなどのメニューが好評で30代の女性や仕事の打ち合わせの利用客などに好評だったが、「北欧家具以外にアメリカや日本の商品などでミックスされた空間をより北欧の家具でハイレベルな空間を作りたかった」(同店サブマネジャーの松尾知子さん)と、インショップとして新たに開店することになった。
商品はユーズドを中心にソファやチェア、テーブルなど約50点を常時そろえる。また北欧の4大巨匠と呼ばれるハンス・J・ウェグナーやフィン・ユークル、アルネ・ヤコブセン、ボーエ・モーエンセンなどのレアものの商品も展示。今月29日から始まる福岡のデザインイベント「デザイニング展」にも参加し、作家集団「アトリエブラヴォ」がユーズドファニチャーにライブペインティングを行う。
松尾さんは「北欧家具の魅力は温かみや優しさ。使うほどに作り手の思いが伝わり、使っている風景がイメージでき、人が使うことを前提に詳細まで考えられた魅力をぜひ見いだしていただければ」と話す。
営業時間は10時30分~19時。木曜定休。ライブペインティングは29日=12時~17時。同集団の作品の展示販売は4月29日~5月10日。