中洲の老舗「博多名代吉塚うなぎ屋」が全面改装-客席は1.5倍に

新しくなった同店のエントランス。外観も内装も、博多の情緒あふれる店舗になった。

新しくなった同店のエントランス。外観も内装も、博多の情緒あふれる店舗になった。

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 博多の老舗うなぎ店「博多名代吉塚うなぎ屋」(福岡市博多区中洲2、TEL 092-271-0700)は昨年8月から行っていた全面改装を終え、4月22日にリニューアルオープンを迎えた。

 同店はうなぎの焼きの工程で「こなし」という焼きながらもみ、たたく独自の技術で、余分な油を落としふっくらとした蒲焼が人気で、幅広い世代に支持されている博多を代表する店。全面改装中は川端商店街に一時場所を移し、仮店舗で営業しており、新規客も開拓できたという。

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 同店の徳安憲一社長は、店舗の改装の目的を「老朽化もあるが、外までお客様を待たせたり、非常に手狭な空間で窮屈な思いをさせていたのをどうにかしたかった」と話し、新店舗は従来の3階建てから4階建てに。客室は2階・3階のままだが、客席は旧店舗の1.5倍に当たる150席を確保。2階をカウンター席とテーブル席、3階を座敷や掘りごたつ、車いすも利用できる個室を設け、エレベーターも設置した。窓際からは博多川が一望できる。各和室は、万葉集の中から引用した色の名前を部屋名にしたほか、階段には博多織のタペストリーも設置している。

 1階には、「生産者と消費者のマッチングをして、お客様の声を反映させたい」(徳安社長)と主に九州産である、その日のうなぎの生産者を紹介する映像を流す。

 徳安社長は「店は吉塚で生まれ、博多で育った。座席数は増えたが、利益水準を維持できれば少し回転率が落ちてでも、今までご迷惑をおかけしていた分ゆっくり、気軽に楽しんでいただける店にしたい」と話す。

 営業時間は11時~21時。水曜定休(ゴールデンウィーク中は休まず営業)。オープニングに伴い食事券を配布する予定だという。

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