
スイーツ店「blanc(ブラン)~和香~」(TEL 092-791-4748)が福岡空港国内線ターミナル3階保安検査通過前エリアにオープンして、6月23日で2カ月がたった。経営はコンボイスイッチ(福岡市博多区中洲2)
パティスリー&カフェ「blanc」(中央区浄水通)の2号店。「~和香~」では「九州の昔からある素材・食材へのこだわり」をテーマに、和の要素を組み合わせた洋菓子を提供する。店舗面積は約100平方メートル。イートインやテイクアウトスイーツを販売する。席数は、カウンター=10席、ソファ=4席、テーブル=14席の計28席。そのほか、座面に畳を使ったベンチも設ける。
ラインアップは、熊本県産の小麦粉に糸島市の「またいちの塩」とフランスの「ゲランドの塩」を使い焼き上げた「フィナンシェプレーン」、八女抹茶の「フィナンシェ抹茶」(以上テイクアウト=324円、イートイン=330円)。宮崎県高千穂産の牛乳を使った八女抹茶ソフトクリームとフィナンシェをセットにした「八女抹茶フィナンシェソフト」(同=918円、同=935円)、「八女抹茶あんみつパフェ 八女星野村の抹茶セット」(同=2,376円、同=2,420円)は八女郡星野村の抹茶をその場でたてて提供する。
そのほか、本店「blanc」で提供する洋菓子も販売。「生チョコ スイート」(1,944円)や高千穂産のマスカルポーネを使った「浄水ティラミス」など。「浄水ティラミス」は「~和香~」限定で抹茶味も用意する(以上テイクアウト=810円、イートイン=825円)。
ドリンクはお茶を中心に提供し、茶葉は「製茶所 山科」(朝倉市)のものを使う。ラインアップは「八女玉露」(テイクアウト=1,296円、イートイン=1,320円)、「八女煎茶」(同=918円、同=935円)などのお茶や「棒ほうじ茶」や「金木犀烏龍茶(キンモクセイウーロンチャ)」(以上、同=810円、同=825円)などのフレーバーティーも用意する。そのほか、ソフトドリンクやアルコールもそろえる。
「blanc」のシェフパティシエ・宮之前翼さんは「空港でのオープンということもあり、福岡県外や福岡県内の方にも来てほしい。旅の一息としても、一息つきたい方にもちょっと立ち寄って、のんびり過ごしてほしい。福岡の土産としてフィナンシェを定着させたい。九州の素材を楽しんでもらえれば」と意気込む。
営業時間は10時~20時。