アジ美でビデオアート展-老若男女がヒップホップを踊る作品も

中洲などの街頭で老若男女がヒップホップのリズムに乗って踊る映像作品「ヒップ・ホップ:福岡」

中洲などの街頭で老若男女がヒップホップのリズムに乗って踊る映像作品「ヒップ・ホップ:福岡」

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 福岡アジア美術館(福岡市博多区下川端3)で現在、企画展「動くアジア~ビデオ・アートへの招待」が開催されている。

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 近年、機材の充実や技術面から多種多様化しているというビデオアート。同展は「60年代末から現在までの映像作品をそろえ、ビデオアートの変遷が楽しめる内容」(同館学芸課の石松紀子さん)という。

 会場では日常を切り取った作品から、恋に悩む青年を主人公にストーリー性を持たせた75分にも及ぶ作品など、中国や韓国などアジア各国の作家11人の個性豊かな16作品を上映している。

 上映作品には、中国の作家ツァオ・フェイさんが福岡滞在中に制作した、中洲などの街頭で老若男女がヒップホップのリズムに乗って踊る様子をとらえた映像作品「ヒップ・ホップ:福岡」も。買い物袋を提げた女性、サムライ姿の男性がステップを踏んで踊る場面もあり、来場者の笑いを誘っている。

 開催時間は10時~20時。入場料は、一般=200円、高大生=150円、中学生以下無料。4月6日まで。

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