七草がゆで無病息災を願う「人日の節句」――ホテルオークラ福岡(福岡市博多区下川端町)2階の和食堂「山里」は1月7日、七草がゆの朝食メニューを提供する。
邪気払いや万病予防を願い、正月7日に食べる七草がゆ。正月料理で疲れた胃を休める効果もあるという。同店では、7日限定でセリやナズナ、スズナなどを入れた七草がゆに小鉢や焼き魚などをセットにした「七草がゆ定食」(2,600円)を用意する。
同店の七草がゆは、とろみのある「しょうゆあん」をかけて食べる。松島孝吏料理長は「好みや体調に合わせ、かゆの柔らさは調節可能。年々、忘れられていく風習、日本の文化を味わっていただければ」と話す。
提供時間は7時~10時、11時30分~14時30分(単品のみの提供)。