博多「ケンジーズドーナツ」、オリジナルのラスクを発売-カフェ業態強化

取材当日も催事の準備に追われる中、笑顔で話を聞かせてくれたオーナーの上杉健治さん。秋には駅周辺に新店も予定しているという。

取材当日も催事の準備に追われる中、笑顔で話を聞かせてくれたオーナーの上杉健治さん。秋には駅周辺に新店も予定しているという。

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 博多の人気ドーナツ店「ケンジーズドーナツ」(福岡市博多区博多駅前4)と、その発祥の店である「ケンジーズカフェ」(呉服町)は6月中旬から、ドーナツラスクの提供を始めた。

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 ラスクは150度の低温オーブンで約1.5時間ほどじっくり中の水分を飛ばし、ほのかに甘くサクサクの口当たりの商品が完成した。週2~3回、両店舗合わせて20個程度しか提供できないが、「ドーナツを買うお客さまのサイドメニューとしては上々の立ち上がり」だという。

 2007年3月から始めた居酒屋「Kenji屋」でスタートしたドーナツの店頭販売が話題を呼び、昨年5月には博多駅前4丁目にテークアウト専門店「ケンジーズドーナツ」を開店。博多経済新聞の昨年のランキングでも上位に食い込むなど大ブレーク。福岡ラブ&コレクションをはじめとしたイベントや、百貨店など多くの催事からオファーがあり、現在も月2回程度の出店が続いているという。

 ドーナツの大ブレークをきっかけに、客からもコーヒーを飲んでイートインで楽しみたいという要望もあったことから、今年4月末に居酒屋「Kenji屋」を「ケンジーズカフェ」に改め、ドーナツを主体とした店舗に変更。ソファやチェアなども入れ替え、ドーナツとカフェのセット(400円)のほか、ランチにもサラダ、スープ、日替わりのトースト付きのドーナツセット(600円)などを提供するほか、これまでの居酒屋メニューも継続する。

 オーナーの上杉健治さんは「昼からお酒を飲んでいただいても、夜カフェとして利用してもらっても、いろいろな使い方をしてもらって、常連以外の皆さんにも楽しんでもらえたら」と話す。

 ドーナツラスクの値段はスティックラスク(4本入り)=150円、ボール(8個入り)=150円、ドーナツ(4つ入り)=200円。営業時間は、ケンジーズカフェ=12時~23時、ケンジーズドーナツ=8時~19時。共に月曜定休。

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