ギャラリー全体で「森」をイメージした企画展-ギャラリーアートリエで

企画展の片隅にいる不思議な人形。名前も募集中だという。

企画展の片隅にいる不思議な人形。名前も募集中だという。

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 博多リバレイン(福岡市博多区下川端町)地下2階の「ギャラリーアートリエ」で5月16日から、ギャラリー全体を「森」として表現した企画展「topping of life-オーギカナエの森へようこそ」が開催されている。

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 同ギャラリーでは今年度からアーティストとキュレーターの出会いや発掘、育成を目的に、フリーキュレーターによる企画展を企画。1回目となる同展では、絵画やインスタレーションをはじめ、さまざまな活動を繰り広げるアーティスト、オーギカナエさんと福岡県立美術館の竹口浩二さんをキュレーターに迎え、タッグを組むことで新しいものを生みだしていこうというもの。

 ギャラリーの壁一面に、キャンソン紙に水彩絵の具で森を表現。可動壁の角に真ちゅうを使ってカーブを作り森に包まれている感覚を作り上げているほか、水面に浮かぶハスが寄り集まるイメージを表したユニークな形のテーブルを設置、一角には洞窟(どうくつ)をイメージしたスペースも。大きさ1メートル強の特注バルーンや不思議な人形が並び、想像力をかきたてる不思議な空間を演出する。

 アートリエの小宮芙美さんは「傍観するのでなく、この『森』に迷い込んでいただいて、それぞれの感じ方をしてもらえれば」と話す。

 6月20日には、オーギカナエさんと一緒にオリジナルの手ぬぐいを作るワークショップを開く。参加費は700円。申し込みは同ギャラリー(TEL 092-281-0081)まで。

 開館時間は10時~20時(最終日は18時まで)。入場無料。7月20日まで。

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