
総菜・弁当店「弁当 煮魚少年」(TEL 092-402-7773)が3月1日、JR博多駅構内筑紫口付近の「いっぴん通り」にオープンした。
煮魚メインの弁当・総菜店。煮魚定食専門店「食堂 煮魚少年」(博多区住吉2)店主の田中亮さんが、新業態として出店した。商業施設への出店は今回初。田中さんは日本料理店などで修業を積んだ後、魚離れを食い止めたいと、「食堂 煮魚少年」を2018(平成30)年2月にオープンした。店名は「煮魚大好き少年少女を省略したもの」だという。田中さんは「私も子どもの頃は煮魚料理が苦手だったが、修業時代にプロが作る煮魚の味に感動した。少年・少女に、もっと煮魚を好きになってほしいと思い名付けた」と話す。
ラインアップは、2日間煮込むというサバの煮付けなどを中心に、弁当6種、おにぎり3種、総菜4種、調味料4種をそろえる。煮魚、高菜、錦糸卵をごはんにのせた「鯖(サバ)煮高菜弁当」(みそ・しょうゆ、各1,140円)、卵焼き、ウインナー、マカロニサラダなど総菜付きの「鯖煮込み弁当」(同1,290円)、「カレイの煮付け弁当」(1,690円)、「鯖醤油(しょうゆ)煮込みおにぎり」、「鯖味噌(みそ)煮込みおにぎり」(以上340円)、総菜の「鮭(サケ)の甘酢煮タルタルソース」(1,100円)など。このほか、同店オリジナルの調味料「こいくち醤油」(500ミリリットル=360円)、「うすくち醤油」(同=290円)、「お家でつくろう 魚の煮付け黄金比」(同=790円)なども用意する。
田中さんは「煮魚が苦手な少年・少女にもおいしさを知ってもらい、白いご飯をたくさん食べてほしい。おにぎりや総菜など軽食も用意しているので、気軽に立ち寄ってもらえたら」と来店を呼びかける。
営業時間は7時~21時。