「福岡モビリティショー2023」が12月22日から、「マリンメッセ福岡」A館・B館(福岡市博多区沖浜町)で開かれる。
2007(平成19)年に「福岡モーターショー」として始まり、今年は名称を変え4年ぶりに開催する。今回のテーマは「走り出そう みんなで描く『グリーン』な未来へ」とし、人々のライフスタイルを豊かにするモビリティーに注目する。出展ブランドは過去最多の45ブランド。車両展示や、大学や企業が企画するワークショップ、オンライン工場見学、新企画の次世代型モビリティーの試乗などを展開する。
車両展示は、マリンメッセ福岡A館でトヨタ、ホンダ、日産、スズキなどの四輪・二輪ブランド、B館では、ビーワイディー、ルノー、アウディなどの輸入四輪ブランド、KTM、ドゥカティ、ハーレーダビッドソンなどの輸入二輪ブランドを展示する。屋外の「モビリティパーク」ではパトカーや消防車、新出光のEVスクーターシェアリング「ラクすく」などを展示する。施設内には、コーヒー店「manucoffee」が出店し配膳ロボットも設置する「モビカフェ」や、キッチンカーも出店する。
「福岡モビリティツアー」では、来場者が自由に会場を周遊し、展示、試乗、アトラクションを体験できる。モビリティーの試乗エリアでは、久留米工業大学(久留米市)の観光向けモビリティー「PARTNER MOBILITY ONE」や、テムザック(京都府)の馬乗り型パーソナルモビリティー「RODEM」、電動アシスト自転車などをそろえる。次世代アトラクションカーとしてアトラクションカーやゴーカートなど子どもも体験できるエリアや、A館エントランスステージでは劇団「ギンギラ太陽's」が最古国産自動車アロー号の制作物語から未来の乗り物の変遷を描いた演劇を上演する。
このほか、子ども向け体験イベントでは、九州工業大学が行う「手作りロボットカ―のプログラミング教室」(22日・25日、事前予約制)や、日産自動車九州のオンライン工場見学、トヨタ自動車九州のリモート工場見学(以上22日・25日、事前予約不要)などを用意する。
開場時間は9時30分~18時(最終日は17時閉場、入場は閉場30分前まで)。入場料は、一般=1,800円(前売りは1,600円)、大学生・専門学生=1,200円(同1,000円)、高校生以下無料。今月25日まで。