展覧会「古代エジプト美術館展」が4月8日、福岡アジア美術館(福岡市博多区下川端町)企画ギャラリーで始まった。
同展は、「古代エジプト美術館 渋谷」(東京都渋谷区)のコレクションを紹介する展覧会。「古代エジプト3000年の歴史の扉が今、ひらく」をテーマに、ミイラやミイラマスク、神殿の柱などの世界的に貴重な遺物や、ジュエリーやレリーフなど約200点を展示する。
展示は4章から成り、第1章「古代エジプトの神々と信仰」では、神々の護符や神像、動物のミイラを紹介。第2章「ファラオが率いた国家」では、ファラオをモチーフとした像やレリーフ、神殿の柱などを展示。第3章「古代エジプト人の衣・食・住」では、ツタンカーメン王の指輪や化粧用容器、ジュエリーなどを展示。第4章「古代エジプトの死生観-再生とミイラ」では、少女のミイラや人型木棺、副葬品などを紹介する。そのほか、現在発掘中の「メイドゥム(マイドゥーム)遺跡」の2022年の調査の様子を映像で紹介する。
開催時間は9時30分~18時(金曜・土曜は20時まで)。水曜休館(5月3日は開館、8日は休館)。観覧料は、一般=1,600円、高大生=1,300円、小中生=800円。5月28日まで。