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博多百年蔵で3年ぶり酒蔵開き 日本酒飲み比べに甘酒振る舞いも

「博多百年蔵」外観

「博多百年蔵」外観

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 石蔵酒造の酒蔵開きが2月11日・12日、博多百年蔵(福岡市博多区堅粕1)で開催される。

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 新型コロナウイルス感染症の影響により2020年の開催以来、3年ぶりとなる同イベント。同社の石蔵利憲専務は「とにかく開催し、コロナ前のにぎわいを取り戻すことが最大のテーマで準備を進めている」と話す。

 期間中はノンアルコールの甘酒を振る舞うほか、「樽(たる)酒」「しぼりたて純米酒(生酒)」(以上、720ミリリットル=1,100円)、「しぼりたて吟醸酒(生酒)」(同=1,642円)、など10種類の酒を販売する。「大吟醸酒」「純米大吟醸酒」「スパークリング清酒あわゆら」「日本酒仕込みの梅酒」「吟醸如水」など搾りたて新酒を含む9種類の酒の飲み比べコーナーも設ける。飲み比べチケットは5枚500円で、おちょこ付き。チケット1枚で酒1杯、大吟醸酒、純米大吟醸酒は2枚で1杯。

 フードコーナーでは、普段は婚礼料理なども手がける博多百年蔵の板前が酒蔵開き限定で、おでん、唐揚げ、奈良漬チーズを提供する。このほか、「西門蒲鉾(かまぼこ)」(上呉服町5)の「天ぷら蒲鉾」、「菓子処(どころ) 天本家」(筑紫野市)の「酒まんじゅう」、キッチンカー「Journey」の「牛すじ煮込み」などを用意する。

 酒蔵の中を、「アダチ宣伝社」(南区)による「チンドン屋」のパフォーマンスが練り歩く。

 石蔵専務は「3年ぶりの開催に向けて新酒の仕込みも順調に進んでいる。博多の地酒と歴史ある酒蔵の雰囲気を楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。

 開催時間は11時~16時。

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