ミニチュア写真家の田中達也さんによる展覧会「MINIATURE LIFE展2 田中達也 見立ての世界」が12月18日、JR博多シティ(福岡市博多区博多駅中央街)9階のJR九州ホールで始まる。
ミニチュア写真家・見立て作家の田中さんは1981(昭和56)年熊本県生まれ。2011(平成23)年、ミニチュアの視点で日常にある物を別の物に見立てて切り取った写真「MINIATURE CALENDAR」を発表し始めた。現在まで毎日、作品をインターネット上に発表し続けている。広告ビジュアルや映像、装画などを手掛け、2017(平成29)年にはNHKの連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックを担当した。
福岡では2年ぶりの開催になる同展。ハンバーガーがパラシュートになった「“パン”ラシュート」やバームクーヘンが虹になった「お菓子な虹」、みかんを船に見立てた「未完の船でもなんとかなるさ」などのミニチュア立体作品や写真作品の新作を含む約170点を「#Adventure」や「#Sports」などの8つのテーマにカテゴライズし展示する。福岡限定作品を展示するほか、グッズ販売コーナーではオリジナルグッズに加え、会場限定商品などをそろえる。
JR博多シティの古賀綾子さんは、「思わず『くすっ』と笑ってしまう展覧会。ユーモアあふれる世界をつくり出していく田中さんの世界観を体感してもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は9時30分~18時(金曜・土曜は19時まで)。入場料は、一般=1,300円、中高生=1,000円、小学生=500円、小学生未満無料。来年1月17日まで(1月1日は休館)。