「黒執事展 -Rich Black-」が12月7日、博多阪急(福岡市博多区博多駅中央街)8階催場で始まった。
漫画家・枢やなさんが手掛ける漫画「黒執事」は、「月刊Gファンタジー」(スクウェア・エニックス)で2006(平成18)年に連載が始まり、今年で連載15周年を迎える。現在までに31巻が刊行され、これまでにテレビアニメ化や劇場アニメ化、ミュージカル化、実写映画化もされている。同展は連載15周年を記念した巡回展で、福岡は東京と大阪に次ぐ3会場目。
同展は、枢さん直筆の生原稿やカラーイラストでストーリーを第1話から振り返る「ストーリー展示」や、作画工程やアナログ作画からデジタル作画への変遷を観覧できる「制作プロセス展示」、同展覧会のメインビジュアルに描かれた「セバスチャン」と「シエル」の衣装デザインを360度観覧できる「衣装展示」などを展示する。会場エントランスには、物語の8つの章をランタンで表した演出を施す。
会場では、「枢やな直筆サイン入りプレミアム複製原画」(全5種類、各7万1,500円、数量限定)や「ビターラビット 15th Anniversary Edition」(1万1,000円、数量限定)など、展覧会開催を記念したオリジナル新作グッズを販売。ほかにも、展覧会限定グッズ「公式パンフレット」(1,500円)や「アクリルアート -Rich Black-」(全4種類、各4,400円)など、150点以上をそろえる。
開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。入場料は、一般=1,300円、中高校生=900円、小学生=500円、未就学児無料。来場者に枢さん描き下ろし「インビテーションチケット風カード」(全7種類)をランダムで1枚進呈する(無くなり次第終了)。12月19日まで。