福岡市が11月9日、イベント「博多旧市街ライトアップウォーク 千年煌夜(せんねんこうや)」のウェブサイトを開設し、これまでのライトアップウォークや寺社を紹介する動画の配信を始めた。
2006(平成18)年に「御供所ライトアップウォーク」としてスタートし、博多区の御供所、冷泉、呉服町を対象エリアとする博多旧市街の寺社の建物や庭園をライトアップする同イベント。新型コロナ禍の影響で昨年に続き中止となったが、今年はオンラインで楽しんでもらおうとウェブサイトを福岡市のサイト内に開設した。
サイトの内容は、過去のライトアップの映像やライトアップウォークの見どころに加え、ライトアップウォークに参加している12寺社の普段は見ることができない内部の様子や、代々受け継がれてきた寺宝の解説など、今回新たに撮影した60秒の紹介動画を配信する。
博多区企画振興課の小山田真弓さんは「残念ながら今年の開催は中止になったが、ライトアップウォークの魅力をたくさんの方に届けたい思いでサイトを立ち上げた。オンラインですてきな時間を過ごしてもらえれば」と話す。