ホームセンターを運営する「グッデイ」(福岡市博多区中洲中島町2)が11月2日、オフィス空間に観葉植物などをレンタルするサービス「オフィスグリーン事業」を始めた。
同社の「オフィスグリーン事業」は、サブスクリプション方式で顧客の予算や希望に合わせたレンタルプランを提供するオフィスの緑化サービス。園芸や観葉植物などの商品を豊富に取り扱う強みを生かして、快適なオフィス空間を提案するという。
グッデイは、親会社である「嘉穂無線ホールディングス」(博多区中洲中町2)の本社移転のタイミングでオフィスにグリーンを取り入れた。オフィスでの仕事をより効率的に行い、ストレスを緩和させる方法はないかと考えたという。植物の状態管理など社内検証ができ、「グリーンオフィス事業」展開に踏み切った。
問い合わせは専用サイトから受け付ける。内容を確認後、オンラインもしくはスタッフがオフィスに訪問し、要望をヒアリングしながら予算に合ったコーディネートを提案する。
目安として、休憩室や会議室、エントランスなどの緑化を想定し、月額2万2,000円、3万3,000円、4万4,000円の3つのプランを用意。サービス内容は、デザイナーズポット入りの観葉植物やフェイクフラワー、雑貨などをレンタルするほか、水やりや剪定(せんてい)、施肥、消毒などのメンテナンスサービスも行う。プランにより、年5回程度の季節やイベントに合わせた鉢や装飾の変更も可能。
このほか、お祝いのギフトとして観葉植物を届けるサービス「グリーンギフト事業」も同日から展開。グリーンギフトは専門スタッフが完全オーダーメードで制作し、無料のラッピングや立て札、メッセージカードなどが付く。ギフトの配送地域は福岡県内限定で受け付ける。
経営企画部部長の小澤慶太郎さんは「これから福岡市都心部のオフィスは大幅に新しく生まれ変わる。福岡市都心部でのオフィスがより緑化され、快適なオフィスライフを過ごしてもらえるよう、グッデイらしいサービスを提供していきたい」と話す。