福岡の老舗洋菓子店「チョコレートショップ」(福岡市博多区綱場町3、TEL 092-281-1826)が7月14日、新商品「白の石畳」の販売を始めた。
1942(昭和17)年創業の同店。博多の本店を含め福岡に6店舗、フランス・パリに1店舗を展開している。人気商品は販売開始から今年で約25年目を迎える、四角い形をしたチョコレートケーキ「博多の石畳」(小=440円、大=2,000円)。
「博多の石畳」に並ぶ商品にしようとの思いを込めて開発したという「白の石畳」(550円)は、オーナーシェフの佐野隆さんが、マダガスカル島とレユニオン島で出合い「香りの立ち方が上品」と感じたというバニラスティックを使い、完成までに約2年の歳月をかけたバニラ味のケーキ。「博多の石畳」の「伴侶」として、「花嫁のベール」をイメージして作った。現在は本店でのみ販売しているが、8月から各店舗で順次販売を始める予定(価格は全て税別)。
佐野さんは「バニラ本来の『きれいな優しい香り』を楽しんでいただけたら」と話す。
本店の営業時間は10時~19時。