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福岡の洋菓子店「チョコレートショップ」がセントラル工場 初の郊外型店舗も

「チョコレートショップ 山王店」前で、2代目オーナーシェフ・佐野隆社長(右)と3代目の娘・恵美子さん

「チョコレートショップ 山王店」前で、2代目オーナーシェフ・佐野隆社長(右)と3代目の娘・恵美子さん

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 福岡の老舗洋菓子店「チョコレートショップ」が8月24日、セントラル工場と、併設する「チョコレートショップ 山王店」(福岡市博多区博多駅南6、TEL 092-281-1826)をオープンした。

セントラル工場

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 1942(昭和17)年創業、博多区綱場町に本店を置く「チョコレートショップ」。商品をより鮮度を上げて、時短で製造し配送するために、本店の製造部門と工房を集約したセントラル工場を新設した。面積は約160坪。オートメーション化はせず、手作りを大事にし「パティシエの厨房(ちゅうぼう)」を広くしたイメージの工場という。窯もそれぞれクッキーのソフト系、ハード系用など並び、大容量の倉庫も設ける。工場内の機器や道具の配置は、パティシエが動き回らなくて良いよう作業や動線に合わせているという。同工場で4倍の稼働力を見込んでいる。

 セントラル工場に併設する「チョコレートショップ 山王店」も、初の郊外型店舗としてオープン。店内には人気商品「博多の石畳」(小400円、大1,700円)や「博多絶品アーモンドチョコレート」(1,400円)「山王シュー」(150円)「山王ロール」(1,000円、以上税別)など、チョコレートをはじめ、ケーキや焼き菓子、パイなどが並ぶ。

 オーナーシェフの佐野隆社長は「(セントラル工場は)僕らの理想の厨房。この工場で焼きたてのクッキーを、より早く鮮度を上げて配送し届けたい。また人材不足の中、時短でパティシエがきっちりした時間帯で作れるようにしたい」と思いを話す。パティシエの育成も行い、「留学希望のパティシエも多いので、ここで英語やフランス語の学校もやりたい」とも。

 山王店の営業時間は10時~19時。

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