朝倉地域のテークアウトやデリバリーができる飲食店情報をホームページやSNSで発信し、市内外の人たちへ周知する「#あさくらエール飯(めし)」プロジェクトが4月6日に始まった。
2017(平成29)年九州北部豪雨災害で被害を受け、今回の新型コロナウイルス感染症拡大に伴い影響を受けている朝倉地域(朝倉市、筑前町、東峰村)の飲食店など事業者を応援するためのプロジェクト。主催は、あさくら観光協会。大分県別府市で始まった「#別府エール飯」プロジェクトが他の自治体へ広がり、それを参考に朝倉市でも始めた。
飲食店はテークアウトまたはデリバリー商品を撮影し、「#あさくらエール飯」とハッシュタグを付けてSNS(フェイスブック、インスタグラム、ツイッター)に投稿することでプロジェクトに参加できる。そのほか、「#あさくらエール飯」公式サイトからエントリーシートを送信すると、あさくら観光協会の公式サイト「あさくら路 観光案内」お食事ページやフェイスブックなどで紹介される。
テークアウトまたはデリバリー商品の購入客は、購入した商品を撮影し、「#あさくらエール飯」とハッシュタグを付けてSNSに投稿し、飲食店の応援をする。
あさくら観光協会事務局長の里川径一さんは「プロジェクトに賛同してくれる企業や、飲食店同士でも工夫しようという声が出るなど、苦しい状況の中でも広がりを感じている」と話し、「朝倉地域の飲食店を心配し、応援したい人たちも一緒になって作っていけるプロジェクトなので、みんなで飲食業を助けていければ」と呼び掛ける。