複合商業施設「ブランチ博多パピヨンガーデン」(福岡市博多区千代1)が3月13日、商業施設「パピヨンプラザ」跡地にオープンした。
大和リース(大阪府大阪市)が展開する複合商業施設ブランド「ブランチ」の10施設目。「都会のパティオ(中庭)」をコンセプトに「多世代が出合い、くつろげる施設づくり」「地域の人々の『ほしい』がそろう施設づくり」「人と緑が触れ合える空間づくり」の3テーマをもとに整備。
施設は、中庭を中心に北棟・南棟の2階建てと東棟などで構成され、遊具や噴水、イベントスペースなども設ける。敷地面積は約4万4588平方メートル。駐車場685台、駐輪場281台。
今回の第1期オープンでは、九州初出店のアウトドアショップ「WILD-1」をはじめ、「ハローデイ」「ダイソー」「マツモトキヨシ」「コメダ珈琲店」などスーパーやファッション、飲食店など22店舗が出店。このほか、「パピヨンプラザ」営業時からある「ロイヤルホスト」は引き続き営業する。
同日は、開店1時間前から各店舗の開店を待つ客の列ができ、遊具や噴水で遊ぶ子どもなど家族連れの客らでにぎわった。大和リースの開発担当者は「お子さまからお年寄りの方まで安心して過ごせるような施設を作ろうという思いで開発した。地元の皆さまに注目されるような施設になると思う」と話す。
今後も順次「ケーズデンキ」や調剤薬局、整骨院などがオープンし全部で44店舗となる予定。
営業時間は店舗により異なる。