JR九州(福岡市博多区博多駅前3)が11月21日、新しいD&S(デザイン&ストーリー)列車「36ぷらす3」を2020年秋に運行開始すると発表した。
同社の新しいD&S列車がデビューするのは約3年半ぶり。列車名の「36ぷらす3」は、世界で36番目に大きい島とされる九州全県を巡る列車として、5つのルートに九州を楽しむ35のエピソードを詰め込み、全ルートを楽しむことで客自身に「36番目のエピソード」を語ってほしいという思いを込める。このほか、驚きや感動、幸せを届けることで、客や地域の人と「39(サンキュー)」=「感謝」の輪を広げるという意味も込める。
列車のコンセプトは「九州のすべてが、ぎゅーっと詰まった『走る九州』といえる列車」。九州の美味しい食や温泉、自然、歴史、ホスピタリティーマインドなど、九州の魅力を詰め込み、九州を元気にするために走るという。
運行ルートは九州7県を巡る新たなルート。車両は787系の6両編成で、全席グリーン、定員は100人程を予定する。運行ダイヤ、運転日、販売方法、サービス概要などは、順次公開予定。