石村萬盛堂の博多新土産「博多びゅー」、人気に-3カ所で限定販売

パッケージには博多おはじき山笠や福岡タワーが描かれている。「ぜひ多くの人に食べてもらいたい」と同店の村上さん。

パッケージには博多おはじき山笠や福岡タワーが描かれている。「ぜひ多くの人に食べてもらいたい」と同店の村上さん。

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 菓子の老舗、石村萬盛堂(福岡市博多区須崎町)が博多駅マイング名店街の博多店(博多駅中央街)などで限定販売している土産品「博多びゅー」が、若者や観光客らから人気を集めている。

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 「新しい博多の土産として何かできないか」と同社が約1年前から検討してきた同品は、チョコ味のソフトクッキーの上にいちご味のマシュマロを乗せチョコレートで包み、クランチチョコをまぶしたもの。

 商品名の「びゅー」はフランス語でビードロ、ガラス玉、英語で景色を意味する。博多で古くから郷土玩具として親しまれている、土製で素焼きに泥絵具で絵を描いた「博多おはじき」に、博多の祭りや観光名所など、思い出に残る博多の景色をおはじきに模してパッケージにデザインしている。

 博多駅の店舗と福岡空港の土産店では9月下旬に販売を開始。11月から古賀サービスエリアでも販売している。空港やSAでは土産として幅広く購入されていくといい、博多駅では20~30代などの若い客からも人気だという。週末は同社を代表するお菓子「塩豆大福」と並ぶほど売れる日もあるという。

 同社企画室の三小田弘明さんは「博多の土産として定着していけば。今後も新しい商品を検討していきたい」と話し、同店の村上由香里さんも「シャンデレザンのクッキーと自慢のマシュマロを使っているのでおいしい。ぜひ多くの人に食べてもらいたい」と期待を寄せる。

 販売は博多店(9~21時)、福岡空港国内線第2ターミナル「菊ひら」(大字下臼井、6時30分~21時)、九州自動車道・古賀サービスエリア上り線売店(24時間)。価格は、8個入り=630円、14個入り=1,050円、21個入り=1,575円。

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