2019年2月に博多座(福岡市博多区下川端町2)で公演を行う宝塚歌劇宙(そら)組のトップスター・真風涼帆さんと娘役・星風まどかさんが11月12日、福岡を訪れ公演に向けて意気込みを語った。
真風さんは九州・熊本県出身。当時配属されていた星組で2009年に新人公演初主演。2015年に宙組へ移り、2017年にトップスターへ就任した。星風さんは入団当初から宙組に配属。2015年に新人公演でヒロインに抜てきされ、2017年から真風さんの相手役を務めている。
演目は、1998年に月組で初演、2011年に雪組で再演されたミュージカル「黒い瞳」と、お祭りショー「VIVA! FESTA! in HAKATA」の2本立て。ショーは2017年に上演されたものに、博多座公演バージョンとして新場面を加えた演出を予定するという。
博多座への出演は2010年に上演された「ロミオとジュリエット」以来2度目となる真風さん。九州出身ということもあり「博多座は地元の熊本から観劇に来たり、公演させていただいたりと、劇場にはとても思い入れがある」と話し、「地元のみんなもすごく喜んでくれ、私自身も今からわくわくしている」と笑顔を見せる。
2019年は博多座開場から20周年、真風さん・星風さんが在籍する宙組は今年で誕生20周年。真風さんは「同じ20周年ということで、ご縁だなと感じている。宙組20周年を迎え、歴代つないできたバトンを自分自身もしっかり受け継ぎ、次につなげていかなくてはと身が引き締まる思いになった。たくさんの思いを胸に、博多座公演に向けて一丸となって頑張れたら」、星風さんは「博多座20周年ということで光栄。今年は式典などで歴代の方々とご一緒し、宙組の歴史というものを感じた。21周年目最初の公演が博多座なので、身を引き締めて挑みたい」と話す。
料金は、A席=8,800円、特B席=7,800円、B席=6,200円、C席=4,000円。公演は2019年2月2日~25日。