
福岡地所(福岡市博多区住吉1)が運営する大型複合商業施設「キャナルシティ博多」が9月6日、公益財団法人都市緑化機構が主催する「第6回 みどりの社会貢献賞」を受賞した。
同賞は地域や環境に貢献する企業の緑を賞するもので、2013年に創設。「緑地の良好な管理運営や都市緑化の推進、緑地の保全に関する各種活動を通じ、緑地の市民開放等による地域社会への貢献や、生物多様性保全等の環境改善等に顕著な功績が認められ、全国の範となる企業の取り組み」を表彰する。「地域社会への貢献」「環境改善への貢献」「先導性・広域性」の観点から審査し選ばれる。福岡の企業の受賞は初となる。
キャナルシティ博多は、開業時より人口運河を中心とした来場者が憩い・滞在できる空間づくりを目指していること、イーストビルに約3000平方メートルの壁面緑化を施し施設全体の排ガス浄化能力を高める役割を担っていること、施設内ホテルの屋上庭園やワークショップなどコミュニケーションの場の創出を行っていることの3点を中心とした活動が評価され、受賞に至った。