劇団四季のミュージカル「ライオンキング」が10月30日に福岡シティ劇場(福岡市博多区住吉)で6,000回公演を迎えるにあたり、公開記念イベントが行われている。同劇場では9月23日、バックステージツアーが始まり、話題を集めている。
同ミュージカルは1998年12月、東京・浜松町の四季劇場・春のこけら落とし公演で開幕した。全国各地で上演され、福岡では2001年4月~2003年3月に公演。今年1月6日からもスタートし、既に決まっている12月までの公演で、通算約1000回、100万人の動員となる見込み。家族でより楽しんでもらおうと「ファミリーゾーン」を設定したのも福岡公演が始まりで、家族連れを中心に好評、静岡や仙台での公演でも取り入れられた。
6,000回の公演を記念した特別企画では、9月3日・17日・10月2日にリハーサル見学会が行われているほか、23日にはバックステージツアーがスタートした。
ツアーには親子連れを中心に約340人が参加し、マスクやパペットの人形や衣装を見学し、出演者らから衣装やメークについての解説を受けた。またステージに上がって舞台装置を見学も行い、子どもだけでなく大人も、感動冷めやらぬ中、直前に見た舞台の仕組みに目を丸くしていた。
バックステージツアーは10月3日・10日・24日の各13時30分の公演で行われる。当日のチケットを持っていれば誰でも参加できる。10月22~30日の貸し切り公演を除く6公演で、特別記念カーテンコールも予定されている。
料金は、S=11,550円、A=9,450円、B=6,300円、C=3,150円。ファミリーゾーンはS子ども=6,300円、同A子ども=4,200円。