博多座(福岡市博多区下川端町)で8月27日、福岡の各界有志が出演する「福岡チャリティー歌舞伎」の通しげいこが行われた。
同公演は、1959(昭和34)年に「福岡名士劇」として始まり、1984(昭和59)年まで25年間行われた。2008年に「福岡チャリティー歌舞伎」として24年ぶりに復活し、今年で3年目を迎える。
公演には吉田宏福岡市長、博多町人文化連盟理事長・「博多町家ふるさと館」の館長・長谷川法世さんのほか、地元の各界を代表する有志約60人が出演。尾上菊五郎さんが監修、市川團蔵さんが演技指導を手掛ける。
通しげいこでは緊張している場面も見られたが、練習の成果を披露。本番に向け、せりふや動きを丁寧に確認していた。公演は28日11時~と16時~の2回。収益の一部はNPO法人子どもの村福岡への寄付に充てる。