博多リバレイン(福岡市博多区下川端町)地下2階の「ギャラリーアートリエ」(TEL 092-281-0081)で7月31日より、企画展「caesu展」が開催される。
世界各地で集めた端切れを使った日傘や帽子を制作する愛媛県在住の布作家acomiさんと福岡県在住の映像作家の泉山朗土さんによる同展のテーマは「おかえし-返・孵・還」。会場には、カラフルな日傘や帽子、制作に使用する道具など約40点を展示するほか、愛媛県民と福岡市民が日傘や帽子を身に着け、それぞれの場所で撮影した映像なども上映する。
「当たり前に生活していると、自分が住んでいる土地について考える機会を逃しがち」と同ギャラリーの小宮芙美さん。「自分が生活している環境をいつもと違う目線で楽しんでいただければ」と話す。
8月28日には作家によるトークイベントを行うほか、翌29日には日傘のオーダー会も予定する。開催時間は10時~20時。入場無料。9月26日まで。