映画「ヒーローショー」の井筒和幸監督と主演のジャルジャルの後藤淳平さん、福徳秀介さん、ちすんさんが来福、会見を行った。
バイトも専門学校も中途半端なユウキ(福徳さん)は新しくヒーローショーのバイトを始める。ある日、バイト仲間のノボルがユウキの先輩・剛志の彼女を寝取ったことが原因でショーの最中に殴り合いになってしまう。剛志の怒りは収まらず、ユウキを含む悪友を連れて乗り込むが、ノボルたちも自衛隊上がりの勇気(後藤さん)らを巻き込み、事態はエスカレート。ついには犯罪が起きてしまう。
「芸人は苦労を知っているので、内面からにじみ出る演技ができる」とジャルジャルの2人を起用したという井筒監督。ちすんさんも「役者ジャルジャルという新たな顔が見られました」と絶賛。撮影中の苦労について、「バラエティーと芝居の切り換えはうまくできた」と後藤さん。福徳さんは「2人だからやりやすかった」とも。
福徳さんは「しんどかったけど、頑張ったかいがあった。こんなすごい作品になるなら、また(役者に)挑戦したい」と次回作にも意欲をみせる。後藤さんは完成した作品を見た感想を、「問題作やないか!」と連呼。「大変だった分、皆に見てほしい」と話す。
同作はユナイテッドシネマキャナルシティ13などで公開中。