福岡シティ劇場(福岡市博多区住吉1)で行われている劇団四季のミュージカル「ライオンキング」の福岡公演が8月30日で千秋楽を迎えるのに先立ち、最後のイベントが続々と企画されている。
7月17日からは、出演俳優ら約10人が終演後ロビーに移動し、終劇後の興奮冷めぬ間に衣装、メーク付きのまま目の前で観客らを見送る。福岡では初の試み。8月14日・20日には福岡市動物園の飼育係を招き、同ミュージカルに登場する動物について、子どもたちに楽しみながら親しんでもらう「アニマルサマースクール」を開く。
6月末に次回公演の「ウェストサイド物語」の上演が決まってからは、1年8カ月のロングラン公演を見逃すまいと、残り約50回となった公演に駆け込みでチケットが売れており、売り切れが出る日もあるという。
福岡では2003年の公演と合わせて「ライオンキング」は2回公演。次回公演が未定であることから、同劇団は「博多弁バージョンを見ることができる最後のチャンスを楽しんでほしい」としている。
出演者らによる見送りは、17日=13時30分公演、22日・28日・8月4日・12日=18時30分公演が対象。「アニマルサマースクール」は8月14日・20日=13時30分公演の終演後約50分間を予定。7月18日~8月30日のチケット購入者で、小学6年生以下の子どもと保護者が対象。往復はがきで7月31日(必着)までに申し込む。