JR九州リテール(福岡市博多区博多駅前2)とエーエム・ピーエム・ジャパン(東京都港区)は6月15日から、九州地区のam/pm110店舗でJR九州の「SUGOCA」電子マネーの取り扱いを開始した。
同社は同コンビニエンスストアのエリアフランチャイザ―。3月には先駆けてエキサイド博多店や博多駅筑紫口店ほか全4店で先行導入していたが、今回ほぼ全店である110店舗に導入。買い物以外にチャージもできる。
これに合わせて、九州各県のam/pmでキャンペーンを実施。150円以下のおにぎりを全品100円で販売するほか、スゴカ利用客にはさらに10円割り引く。ほかにもスゴカ利用者はアイス、菓子、カップ焼きそば、加工食品、雑貨の指定商品29品も10円~89円割引する。キャンペーンは7月以降も検討している。
今年3月にスタートした同カードの発行数は5月末で14万4,471枚。これまで「SUGOCA」チャージ機は駅のみの設置だったが、今回の導入でチャージできる箇所が大幅に拡大。利用可能な場所についても駅売店や自販機はじめ拡大しているほか、今月10日にはパーク24(東京都千代田区)が運営する時間貸し駐車場「タイムズ」の博多駅前2カ所でのサービスもスタートするなど、積極的な拡大を図っている。
同社のam/pm事業本部担当者は「JR九州のスゴカを九州全域で広く使っていただけるよう、駅に限らず、幅広く便利なサービスを広げていきたい」と話す。今後オープンする店舗についても導入する予定。