博多座開場10周年記念ミュージカル「ミス・サイゴン」にヒロイン・キム役で出演中の新妻聖子さんが2月16日、博多座(福岡市博多区下川端町)エントランスホールで、国税庁が普及拡大に取り組むe-Tax(国税電子申告)のPRイベントを行った。
イベントでは、新妻さんが実際にパソコンを操作し、手続きのデモンストレーションを行った。関係者に手ほどきを受けながら、本人も「あっと言う間に終わった印象」というほど操作は短時間で終了。自身もブログの更新などで毎日パソコンを扱うという新妻さんは「(申告の手続きを)ネットでするのは初めてだが、手書きでやるより数字などは特に正確にできるのではと思った。とにかく早くて驚いた」とPRした。
税金の使い道については、「舞台芸術に関わる者としては、目に見えにくいものではあるが、芸術面の使い道についても重要視していただけるとありがたいと思う。心が潤うためには絶対必要なものだと思う」と話した。
出演中の同舞台について、新妻さん自身は今月17日、18日でキム役の千秋楽を迎えることから、「手前みそだが、博多座の『ミス・サイゴン』は世界一。メンバーの結束力も連帯感も強まっていて、『ミス・サイゴン』も新妻聖子も一番いい感じなので、ぜひあと2回お越しいただければ」と自信を見せた。
新妻さんの出演は両日とも13時からの公演が最後。同ミュージカルは3月15日に千秋楽を迎える。