大博多ホール（福岡市博多区博多駅前2）で1月31日、全国から22組のダンサーが集結し、ジャンルにこだわらない「コンテンポラリーダンス」を披露する「福岡フリンジフェスティバルvol.2 ～ダンスの発火点」が開催される。主催は福岡市文化芸術振興財団（中洲中島町）。

　同フェスは、「型にはまらない、自己表現が尊重できる場を」（同財団の横山恭子さん）とコンテストではなく、各地のダンス作品の発表の場を作り、実験的な意味合いも含めた地域交流を図ることを目的に昨年2月に第1回を開催、昨年も全国から22組が参加している。

　今年も全国から多数の応募の中から選ばれた22組に加え、さらに韓国の「ソウルダンスコレクション2008」で特別賞を受賞したミヨンさん、キムポラムさんが来日する。また開催に合わせて、コンテンポラリーダンスの第一人者である黒沢美香さんも来福、3日から「変身の術ワークショップ」も行われる。

　横山さんは「全国各地や韓国からも表情豊かなダンスが集まり、気軽な芸術交流の実現が実感できた。今後も増えていくと思うし、地元福岡も7組が出演する。ぜひ見に来ていただけたら」と話す。

　ステージの開場は12時30分、開演は13時から。前売り券は、一般＝1,500円、学生＝1,000円。同財団のホームページやチケットぴあ、ローソンチケットで発売。当日券は、一般＝2,000円、学生＝1,500円。ワークショップはパピオビールーム（千代1）で2月3日～6日＝19時～21時30分、7日＝16時～、ショーイングは19時～。