ホテルオークラ福岡(福岡市博多区下川端町)で10月24日、博多座で11月に行われる「北島三郎特別公演」の記者会見が行われ、北島三郎さんと娘の水町レイコさん、星由里子さんらが出席した。共演者も含め計11人が出席した会場には、集まった報道関係者らは約100人に上った。
北島さんは今回で8度目の座長で、毎年売り切れとなる人気の公演。今公演は「国定忠治」と「北島三郎大いに唄う」の二部構成。「国定忠治」は、北島さん演じる流浪の旅人の、父娘の情愛を描く人情芝居、「北島三郎大いに唄う」では、大仕掛けの舞台でヒット曲約30曲を歌い上げる。女房役に2度目の共演となる星由里子さん、娘のお千代役に北島三郎さんの実の娘、水町レイコさんが演じる。
星さんが「それは素敵なパパぶりだった」と話す通り、親子初共演について北島さんは「娘と共演するなんて夢にも思っていなかったが、祖父母が見たらどんなに喜んだかと思う。劇中でも(娘役だから気持ちが入って)本当に泣いた」と明かすと、水町さんも「父のすごさに改めて感動したし、愛情を感じた」と話した。
また北島さんは「博多は(お客さんが)『おかえり』と迎えてくれる家族・友人のよう。乗りやすいし、座一行で(公演の)最後に博多に来られるのを楽しみにしている」と話すと、水町さんは「父を支えながら頑張っていきたい。歌も…チャレンジしたいですね」とも。北島さんは「素敵な仲間とともに心に残るいい舞台を見せたい。後半の歌も、フィナーレのねぶたの『まつり』も、博多のお客さんに喜んでもらいたい」と意気込みを話した。
公演は11月1日~28日。観劇料は、A席=14,000円、特B席=10,000円、B席=7,000円、C席=4,000円。チケットは電話予約・インターネット、博多座チケット売り場で販売中。