博多のベンチャーがエリア密着型フリーディスク-飲食店情報を掲載

フリーディスク「5Zilla(ゴジラー)」を手にする伊崎伸一社長。各店の画面をクリックすると、1店に6ページの電子ブックを見ることができる。

フリーディスク「5Zilla(ゴジラー)」を手にする伊崎伸一社長。各店の画面をクリックすると、1店に6ページの電子ブックを見ることができる。

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 ジャストクリエイトコミュニケーション(福岡市博多区祇園町)が10月10日から市内や店頭で配布を始めた、エリア密着型の飲食店情報を掲載したフリーディスク「5zilla(ごじらー)」が話題を集めている。

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 同社の伊崎伸一社長は、マリンスポーツの広報や企画に携わった後、地元福岡で今年2月に起業。5月から社員4人で飲食店を回り、グルメサイトの見せ方を検討してきたという。同ディスクのターゲット層は25~35歳の男女としている。

 CDの中には比較的知名度の高い店をピックアップし、50店舗の情報を掲載。1軒1軒にそれぞれ6ページの電子ブック形式で、あたかもグルメ雑誌を開いているかのような画面構成になっているのが特徴。初回は福岡都心部で飲食店が集中する大名・今泉エリアを取り上げ、エリアの入り口となる交差点や街頭で連日ディスクを配布している。そのほか掲載店舗にも設置し、「フリーペーパーとは違った興味の引きつけ方ができる」(同)と自信を見せる。

 伊崎社長は「店の魅力を最大限生かした見せ方をしているグルメ情報媒体に仕上げた。じっくり見て利用してもらえると思う。限られたエリアでしか配布していないが、皆さんでコピーして広めてもらえれば」と話す。

 初回は11,000枚を制作、以後月1回ディスクを配布する。配布先は今後、コンビニやレンタルショップ、駅などに拡大していくほか、エリアについても博多や天神エリアなどを検討している。

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