ホテル日航福岡(福岡市博多区博多駅前2)で8月20日、ホテル内の料飲部レストラン全6店舗と宴会部門、ベーカー部門の若手シェフらによる料理コンテストが行われた。
同コンクールは、若手のシェフらにも新しいメニューを披露する機会を設け、互いの切磋琢磨(せっさたくま)を目的に1991年より行われており今年で17回目。これまで麺料理やイチジクを使った料理、レディースランチなどさまざまなテーマで行われてきた。
今年のテーマは「米」。経験年数が1年の若手から10年ほどの中堅まで、各店の予選を経て選抜された11人が参加。審査はホテルの役員や女性社員、外部のメディア関係者を招き計10人が審査を行った。赤米や五穀米、もち米などを使ったリゾットやおこげ、アイスなどさまざまなアイデアの料理が並ぶ中、1位(会長賞)に選ばれたのは、中国料理「鴻臚」の平江将樹さんの「松茸を包んだ米団子、牛ロースと彩色野菜の軽い煮込みあんかけ」。平江さんは「オーソドックスな中国料理にパーツを組み合わせた。今後も料理の道を楽しみながら精進したい」と喜びを語った。
同ホテルの総料理長・中橋義幸さんは「今年はとてもレベルが高かったが、料理の世界では悔しい思いから学ぶことも多いので、甲乙つけることもいいこと。若いシェフには(先輩の)背中を見てもらいたいし、後輩に背中を向けられるシェフであってほしい」と若手の活躍に期待を込めた。
入賞作品は10月以降、各レストランのメニューに加わる。
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