
共同研究開発したクリープ試験機
国内外の産業界を下支えする”メーカー商社”リックス株式会社(本社:福岡市博多区、代表取締役社長執行役員 安井 卓、以下 当社)と、国立大学法人九州工業大学(福岡県北九州市、学長 三谷 康範、以下 九州工業大学)で共同開発中の「高温水素対応クリープ試験機」がこの度、福岡県水素グリーン成長戦略会議の令和7年度 製品開発支援事業に採択されたことをお知らせします。

当社と九州工業大学は、水素エネルギー活用を促進する「高温水素対応クリープ試験機」を共同開発しています。同試験機は、高温水素環境下で金属材料に水素がどのような影響を及ばすかを評価できます。
また、試験結果を提示するだけでなく、九州工業大学大学院工学研究院機械知能工学研究系の薦田 亮介准教授による見解(フィードバック)も提供します。

(図)共同研究開発したクリープ試験機が担う試験領域
※【動画】リックス協創センターについて
当社について
当社は「世界中のものづくりの課題解決屋になる」をあるべき姿とするメーカー商社です。鉄鋼、自動車、電子・半導体、ゴム・タイヤ、工作機械、環境、紙パルプ、高機能材、食品業界向けに産業機械や部品・サービスを提供しております。
九州工業大学について
国立大学法人九州工業大学は1909年開校の私立明治専門学校を起源とし、「技術に堪能なる士君子」(技術に精通するだけでなく道義心のある人格者)の育成を理念に、優れた技術者を輩出してきました。福岡県内3キャンパスで約5,800名が学び、宇宙開発(教育機関における小型人工衛星の運用数8年連続世界1位)やロボティクス(自律型ロボットの世界大会6回優勝)などの世界的成果を挙げています。今後の更なる飛躍を目指し、「九州工業大学ビジョン2040- Impact the Next Industry-」のもと、世界にインパクトを与えるイノベーション創出大学となるべく取組みを進めています。