地球一周アースマラソンに挑戦中の間寛平さんが1月4日朝、西福岡マリーナマリノア(福岡市西区)に上陸した。
間さんは地球一周約4万キロを目指し、2008年12月17日に大阪をスタート。マラソンとヨットのみで太平洋、アメリカ大陸、大西洋、ヨーロッパ、アジアを経由。中国・青島からヨットで出航し、1月4日朝、ファンやマスコミが見守る中、日本上陸を果たした。
同日、キャナルシティ博多(福岡市博多区住吉1)で行われた日本上陸セレモニーでは大勢のファンの歓声に応えながら笑顔で登場。「一番きつかったことは?」の質問には「ピチピチのスパッツを履いた時かなぁ」、「楽しかった国は?」の問いには「イラン。いらんもん全部くれるから」など笑いを交えた返答で会場を沸かせた。
今年1月に前立腺がんと診断され、放射線治療を受けるなど長い旅路には波乱も。「体調は?」と客席から質問が寄せられると「病気は辛かったが大丈夫。ありがとう」と笑顔で応えた。「これからは平和が一番ということをどんどん子どもたちに伝えていきたい」とも。
ゴール地は大阪城野外音楽堂(大阪市中央区)で、1月21日の到着を目指す。