福岡アジア美術館(福岡市博多区下川端3)で現在、企画展「十二支~あじびの動物たち」が開催されている。
「正月に楽しい企画を」(同館学芸員の五十嵐理奈さん)と企画されたもので、今年の干支(えと)である「寅」が作品に登場する作品を中心に、所蔵品の中から十二支が描かれた13カ国27作家の作品37点を展示している。
「作品の中に登場する十二支は日本でいう『縁起物』として描かれているわけではないが、作品の中の干支を探すことで、作品をじっくり鑑賞するきっかけになれば」と五十嵐さん。また、入口には作品にちなんだ占い結果が出る「あじび動物おみくじ」も設置している。
開催時間は10時~20時。入場料は、一般=200円、高大生=150円、中学生以下無料。2月2日まで。