博多町家ふるさと館前など博多地区各所に11月13日、風車が出現した。
同企画は博多エリアの景観の改善を目的に九州大学・九州工業大学の学生が中心となって取り組んでいる街づくりプロジェクト「冷泉まちなみ演出プロジェクト」の一環。風車約600本が博多町家ふるさと館前など冷泉町一帯に出現した。
プロジェクトは2007年から始まり今年で3年目。今年は九州大学大学院1年の6人、九州工業大学4年の3人、計9人が参加。「誰でも作ることができて気軽に参加できる」(九州工業大学の澤野大地さん)と風車を飾ることが決定したという。
風車は、住民と行ったワークショップで制作したものを飾っているほか、来街者もメーン会場のふるさと館で制作し、自由に飾ることができる。
澤野さんは「冷泉町は静かで落ち着いた場所。もっと住民の方や観光客に好きになってもらえれば」と話す。
開催時間は10時~16時(15日は14時まで)。今月15日まで。