「タクシーにも地域色を」-博多織の献上柄あしらった「博多織タクシー」運行へ

車体に博多織の献上柄をあしらった「プレミアムタクシー」の運行を開始

車体に博多織の献上柄をあしらった「プレミアムタクシー」の運行を開始

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 福岡市タクシー協会(福岡市博多区比恵町)は11月12日より、車体に博多織の献上柄をあしらった「プレミアムタクシー」の運行を開始する。

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 乗車サービスの向上を目的とし「地域色を出した、統一したデザインのタクシーが走ることで街の活性化につながれば」(同協会の宮崎憲一さん)と2年前より新たなサービスを検討してきたが、今回、博多織工業組合(博多区博多駅南1)とのコラボで企画が実現した。

 ブラックの車体に紫、青、黄など「五色献上」をモチーフにしたカラーをあしらったデザインで福岡交通、大濠タクシーなど6社計7台で開始する。料金は通常タクシーと同様。乗務員は博多の歴史などの観光や接客の研修を受けており、「市民はもちろん、旅行者にも親しみを持ってもらえれば」と宮崎さん。既に20社85人の乗務員研修も終了しているほか、来年も定期的に研修を実施。2年間で約500台の導入を予定する。

 乗務員の制服も統一し、ネクタイにも博多織を使用。車内に博多織のパンフレットを置くほか、博多織のマットなども飾るという。

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