東急ホテルズ(本社=東京都)は8月27日、博多駅前に「ホテル東急ビズフォート博多」を開業する。
「ホテル東急ビズフォート博多」は、30~40代のビジネスマンをコアターゲットに据えたホテルで、6月に開業した那覇、7月の神戸に次ぐ3店舗目となる。
延べ床面積は約6,600平方メートル。地上13階建て。約18平方メートルのシングルルームほか、バリアフリールームなど7タイプ、全204室をそろえる。
ビジネスマンを対象に出張先のホテルに関する調査を行った結果、「バスタブにお湯をためる人は少なく、朝にシャワーを利用する人が多かったことが分かった」と同ホテル支配人の杉野仁美さん。ターゲットの利用状況に合わせ、全客室の約4分の3に多機能のシャワーバーを備えたシャワーブースを導入した。
稼働率の目標は80%。同社は今後、同ホテルの国内30店舗の出店を予定しているという。